―そして、大観衆の驚愕の中、謎の鹿毛馬はゴールを突き抜けた
その3 |
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6歳になったダイユウサクは、いつの間にやらオープン、そして重賞戦線の常連になっていった。特に秋の戦績はめざましく、9月から12月までの間に5戦走った彼は、トパーズS(OP)等で3勝を挙げ、セントウルS(Glll)で3着に入っている。なんと天皇賞・秋(Gl)にも挑戦し、7着に敗れたとはいえ、騎乗した村本善之騎手からは |
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しかし、引退させる前にいろいろな方法を試してみようということで、次走のスワンS(Gll)で思い切った後方待機策をとってみたところ、ダイユウサクは鋭い末脚を見せて4着に食い込んだ。そのため、内藤厩舎の人々はまた |
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この年の有馬記念(Gl)は、皐月賞、ダービーを無敗で制してクラシック戦線を主導したトウカイテイオーが骨折で出走できないため、古馬最強と謳われるメジロマックイーンの独壇場となるだろうというのがもっぱらの予想だった。この年はトウカイテイオーに限らず故障で有馬記念を回避する有力馬が相次いだため、出走馬の層が例年よりも薄かった。 |
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こうして有馬記念のゲートになんとか滑り込んだダイユウサクだったが、グランプリを控えての彼の調整は、内藤師の予想すらはるかに超える素晴らしいものだった。もう一度同じ状態に仕上げろといわれてもできない、それほどの究極の仕上げが、この時のダイユウサクだった。 |
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記:1998年8月11日 5訂:2006年02月27日 |
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