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こうして二度目の天皇賞・春(Gl)制覇を果たしてGl勝ちを三つとし、「功成り名遂げた」といってよい実績を残したライスシャワーだったが、種牡馬入りの話は不思議なほどに出てこなかった。 |
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ライスシャワー陣営の人々は、悲しかった。彼らは、ライスシャワーの不人気を時代の流れとして恬淡と受け入れるには、あまりにもライスシャワーの長所を知り過ぎていた。距離が伸びれば伸びるほどに勢いを増す末脚と長距離適性、自らの故障を短期間で治す並はずれた賢さ、そしてどんなに疲れていても真面目に走り抜く気性。そして、ライスシャワーは競走馬として自らの限界に挑み続け、サラブレッド多しといえど、我が国では数年に1頭くらいの割合しか出ないGl3勝という輝かしい実績を残した。そんなライスシャワーだったからこそ、彼らは後々までの幸福な馬生を約束してやるために、種牡馬として成功させてやりたかった。 |
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第36回宝塚記念(Gl)が開催されたのは、天皇賞・春から1ヶ月半後のことである。ライスシャワーはファン投票では1位に支持されたものの、馬券上の人気では600円と3番人気にとどまった。出走馬17頭のうちGl馬はライスシャワー以外にはもうピークを過ぎていたナリタタイシンくらいだったが、ファンもやはり、ライスシャワーのことを生粋のステイヤーとみなしていた。 |
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案の定、レースが始まってからのライスシャワーの行きっぷりは良くなかった。菊花賞の、そして2度の天皇賞・春で感じた手応えは、やはりなかった。いくらゴーサインを出しても動こうとしないライスシャワーに、的場騎手は第1コーナー時点で早くも |
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記:2001年07月27日 文:「ぺ天使」@MilkyHorse.com |
| BGM:B.S.Bach作曲 (C)「Linten to Bach!!」 カンタータ第146番BWV146「我らあまたの苦難を経て」 ※BGM不要の方はhttp://www.retsuden.com/vol32-12a.html へどうぞ。 このページはInternet Explorer 4.0以上で御覧になることをお勧めします。SORRY, JAPANESE ONLY |